むし歯の原因1 矯正治療
初めまして、8月末より勤務している遠藤です。末永いお付き合いになるかと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
子どもの頃から健康で、風邪をひいても発熱することが殆どなかった私は、病院へ通うことがあまりありませんでした。しかし、歯医者にはよく通いました。むし歯です。歯磨きはしているはずなのに、どうしてこんなにむし歯が多いのか、ずーっと疑問に思っていました。
数年前から、歯についてよく聞いたり、学んだりという機会が増え、「えー!そうなの?そんなこと誰も教えてくれなかったんだけど。」ということがいくつかありました。今日はその一つについてお話しします。
それは、「噛み合わせ」です。自分自身では、歯はきれいに並んでいる!と思っていたので、矯正なんて考えたこともありませんでした。しかし、むし歯になりやすかった原因は私の噛み合わせにあり、30歳を過ぎてから、まさかの矯正治療を始めたのです。(恥ずかしながら、以前の職業柄、矯正治療は子どもがするものだと思っていたのです。)矯正をする前は、歯ぎしりもありました。朝起きると頬の内側に歯の痕がつくほどでした。
現在、矯正治療の最終段階で、矯正器具は取れて、食事以外の時間だけ着けるリテーナーという取り外し可能な器具を着けています。今のところ歯ぎしりはないようです。そして、むし歯の治療で歯医者に通うことがなくなりました。その代わり、月に1度のクリーニングはしっかり通っていますよ。
人生の半分以上、むし歯はその痛い部分だけ治ればそれでいいと思っていたのですが、それではいたちごっこで、自分の歯全体を診てもらって、診断してもらうことが大事なのだということを知りました。
遠藤歯科医院では、もちろん痛い部分の治療もしますが、お口の中全体を診させてもらって、その原因を見つけ、80歳で自分の歯20本を目指し、どのようにしていくことが患者様にとってよいか一緒に考えていきます。
お口のことで気なにることがあれば、ぜひご相談くださいね。
遠藤