こんにちは。

先週は6月だというのに関東甲信地方が梅雨明けしましたね。

これから暑い日が続きますが、皆さん夏バテなどしないよう体調管理気をつけましょうね。

 

さて今回はお口の中で一番失われやすい歯があるのをご存知でしょうか?

皆さん歯磨きされる時、磨きやすい前歯のほうから磨いていませんか?

実はこのようなセルフケアを続けているような方の歯は

歳を重ねるごとに徐々に減小してしまっています。

なかでも真っ先に失われているのは大臼歯(奥歯の大きい歯)です。

特に大事なのが第一大臼歯(前歯から数えて6番目の歯)なのですが、

人間が生きていくために欠かせない

咀嚼力(噛む力)は第一大臼歯が要となっています。

そのため失ってしまうと人間の咀嚼力は約40%も低下してしまいます。

 

なぜ大臼歯が失われやすいかというと虫歯や歯周病の原因は歯と歯の間や歯周ポケットに付着する細菌ですが、その細菌が一番集まりやすいのが大臼歯です。

大臼歯は他の歯と比べると隣接面といって歯と歯の間の接する面積が広いため、

歯ブラシの毛先や洗浄作用のある唾液が届きにくいです。

また大臼歯の根は多数あり、形状が複雑なため細菌がたまりやすくなってます。

セルフケアしにくい大臼歯からフロスや歯ブラシをするようになると

他の歯も上手にケア出来る可能性が高くなるので皆さんも試してみてください。

詳しい指導はクリーニングの時間に担当の歯科衛生士さんに聞いてみると良いかと思います。

角南

http://www.endo-dentalclinic.com
046-263-9363
遠藤歯科医院

ENDO DENTAL CLINIC