知覚過敏について②
こんにちは。
GWが明けて急に暑くなりましたね!
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでくれぐれもお気をつけて。
私も少々風邪をひいてしまいました。
先日は、歯科医院にて行う知覚過敏の治療方法についてお話ししました。
今回はその中の①薬を塗る方法についてもう少し詳しくお話ししたいと思います。
まず、虫歯予防のお薬でもあるフッ素を塗っていく場合ですが、
歯の表面を覆うエナメル質が削られて、神経に近い象牙質がむき出しになり、痛みを感じてしまうのが知覚過敏です。
フッ素には歯の再石灰化を促す効果があるので、削られてしまったエナメル質を補修してくれます。
市販のフッ素を塗る場合には、一度歯磨きをして歯を綺麗な状態にしてから塗るようにしましょう。
また、なるべく唾液がつかないようにして、塗った後は20〜30分は飲食を控えるようにします。
歯科医院でフッ素を塗る場合には濃度が高いものを使用していますので、より高い効果が期待できます。
続いて、お薬でコーティングしていく方法です。
こちらは、露出してしまった象牙細管と呼ばれる象牙質と神経をつなぐ管を封鎖し、刺激が伝わらないようにしていく処置になります。
薬剤には、表面に塗るだけですぐに効果の得られるものから、
光を当てて固めていくものまで様々な種類があります。
最近では、知覚過敏予防に特化した歯磨き粉も市販されていますので、併せて使用してみてはいかがでしょうか。
歯がしみて困っている、知覚過敏の治療に興味のある方はお気軽に当院までご相談ください。
小林
TEL:046-263-9363