こんにちはflower2

WBCで日本が14年ぶりに優勝しましたね!!

スタッフの間でも決勝戦の日はソワソワで話も盛り上がりました!

最高です!

さて本題ですが、皆さんは歯の型取りをしたことがありますか?

歯の型を採ることを「印象を採る」と言い、また型を採る材料を「印象材」と言います。現在歯科医療で最も使われている印象材は、かまぼこに使われているのと同じアルギン酸を主成分としています。型を採るときは、息がしにくいなどの不快感があるかもしれませんが、そんなときには「これはかまぼこと同じ材料か」と思ってください。きっと少し楽になると思いますよ。

アルギン酸印象材は、比較的価格も安く使い勝手も良いので広く使われていますが、今日の歯科医療水準が要求する精度を十分満たすことはできません。そこで、精度を向上させるために、アルギン酸印象材とカンテンを同時に使うのが一般的です。型を採るときに熱いと感じた人もいるかもしれませんが、それは溶かしたカンテンを使ったからです。その他にも精密な印象が採れるシリコンゴム系印象材や、最近では、口腔内スキャナーによるデジタル印象という方法も開発されており、カメラのように口腔内をスキャンして3D画像として再現するというものです。こうした機器の進歩によって患者さんの負担が軽減されることに今後も大いに期待したいものです。

そうして採った印象に、石こうを流し込んで模型を作ります。その模型を使って患者さんの歯を作りますが、現在の歯科医療の水準は十ミクロン(一ミリの百分の一)以下の精度を目標にしています。このように、歯科医療はこれまで、いかに精密なものを作るかをたえず追求してきました。

ところが、どんな精密な型を採ろうとしても、患者さんの歯に食べかすが残っていたり、歯肉がはれてすぐに出血するようでは正確な型が採れません。なので、治療中の歯や歯肉の衛生管理も非常に大切なことなのです。

歯科治療に先だって、歯磨きの指導をしたり、歯石を取ったりして、お口の中を清潔にするのはこのためです。

随時、クリーニングや検診のご予約をお待ちしておりますのでお気軽にご連絡ください♪

 

遠藤歯科医院 大和

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内田

ENDO DENTAL CLINIC