歯を失うと認知機能が下がる!?
みなさんこんにちは!
さて今回はタイトルにもある様に
歯を失うと認知機能が下がるのかと言うことをお話していきます。
一見関係ない様に見える認知症と口腔内環境ですが、 実はものすごく関係がある事を皆さんはしっていますか?
まず認知症というのは超高齢社会にすでに突入している日本において重大な医療の課題となっています。 認知症は生活のQOLがさがるだけでなく、家族や周囲の人々が介護する必要がでたりするものになります。
ではなぜ歯がなくなると認知機能が低下するの?と疑問に思う方もいると思います。その答えは歯がなくなる事で咀嚼機能が低下してしまうことに問題があります。 咀嚼というのは皆さんが食べ物を食べる時にしているものになりますが歯がなくなると咀嚼はもちろんできなくなります。年を重ねるに連れて虫歯や歯周病といったもので歯をなくす方は少なくありません。そうして歯がなくなり咀嚼ができなくなると十分な栄養が取れなかったり噛めないと言う事は脳の認知機能の低下を招いてしまうと言われています。実際自分の歯が多く残っている人と歯を失ってしまった人ではやはり認知症になる早さや程度が違う事もわかっています。
噛めないということは脳の働きを悪くしてしまいその事によって認知症の進行へと繋がってしまいます。
歯を失い入れ歯を使っている方も多くいますが、 やはり自分の歯とは違って噛むという行為が難しくなります。入れ歯が合わず痛みがあって食べ物を食べれなくなったり、入れ歯がフィットしなくて中々思うように食べれなかったりと食事をする際に辛い思いをする方は少なくないと思います。そうなる事で入れ歯を使わなくなったりすると噛む事ができなくなり脳の働きが悪くなってしまい認知症になりやすくなります。
私たちが普段している噛むと言う事はとても大切な事なんだなと言う事がわかりますね。
そして歯がしっかりあり噛む事ができると言う事もとても幸せな事でもあります。
歯を失う原因として最も多いのが虫歯と歯周病です。
歯をしっかり磨いてないともちろん虫歯や歯周病になりますし喫煙をしているとさを支えている骨量が減ってしまったりして歯周病を進行させる原因にもなります。
他にも事故などで歯が破折してしまったりしてしまった場合も歯を失ってしまいます。
このように今残っている歯をしっかり残しておかないと将来自分が認知症になる可能性はもしかすると自分が思っている以上に早いかもしれません。今のうちからしっかり歯を失わないように予防しておく事がとても大事になってきます。
ではどうすれば歯を失わないようにできるのか。。。
まず第一はご自身のセルフケアがとても重要になってきます。その次に定期的に歯医者で検診を受けましょう。早期発見につながり進行する前に予防する事ができます。
当院でも検診を承っていますのでしばらく歯医者に行かれてない方などは一度検診にお越し下さい。
遠藤歯科医院 大和
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井澤