歯垢と歯石について
こんにちは!
梅雨真っ只中ですが、暑い日が増えて来ましたね。
まだ真夏でないからといって、水分補給を怠らないようにしましょう。
熱中症にはくれぐれもお気をつけて!
今回は、歯石と歯垢についてです。
歯の汚れには、色々なものがありますが、
「歯垢」と「歯石」はよくテレビなどで耳にして言葉は聞いたことがあっても、違いまではっきりと知らない、または混同してしまっている方もいらっしゃると思います。
まず、歯垢というのは
歯の表面に付いているネバネバしたもので、プラークとも呼ばれています。
歯垢は細菌の塊で、1mgあたり10億個もの細菌があります。
ですので、歯垢が歯に付いたままにしてしまうと、だんだんと歯が溶かされていって虫歯になってしまったり、
歯ぐきの中に入っていって最終的に骨を溶かしてしまい、歯周病の進行につながってしまいます。
では、歯石というのは
前述した歯垢が唾液と反応して硬くなって石のようになり歯の表面に強固に付いてしまったものです。
歯石の表面はでこぼこしていて汚れが付きやすいので、その上にまた汚れが付いてしまい悪循環になってしまいます。
歯石は硬い汚れなので、歯磨きではなかなか取ることができません。
ですので、歯科医院で専門器具を使って取る必要があります。
当院では月に1回のクリーニングを推奨しています。
定期的に歯垢・歯石を取ることで、歯周病の進行を食い止めていくことができます。
今月は虫歯予防月間で、来院された方に歯磨き粉のサンプルをお配りしています。是非この機会にクリーニングにいらっしゃいませんか?
TEL:046-263-9363
小林