general

虫歯治療

虫歯を放置すると起こるリスク

再発を繰り返すと最悪の場合は抜歯に

再発を繰り返すと最悪の場合は抜歯に

日常生活のなかで「歯が痛い」と感じたり、歯が抜けてしまったりということがない限り、「今は歯医者に行く必要はない」と考えてしまう方は少なくないかもしれません。
また、「悪いところは治療したからもう大丈夫」と安心し、歯科から足が遠のいている方も多いのではないでしょうか。
しかし、虫歯は一度発症してしまうと、痛みなどの自覚症状がなくても進行し続け、気づいたときには重症化しているというケースが多々あります。
また、一度治療をした歯でも虫歯は再発することがあり、日常的にしっかりしたケアを行っていないと、別の歯に虫歯が発症してしまうことも起こり得ます。
さらに、再発を繰り返すことで抜歯せざるを得なくなり、天然の自分の歯を失ってしまうリスクも高まります。
当然ながら、それに比例して心身や経済への負担も大きくなってきます。
歯を削ったり抜いたりという負担のかかる治療を回避し、通院回数や治療費用を抑えるには、できるだけ初期の段階で虫歯を発見し、早期に治療をスタートするということ。
そのためにも、お口のメンテナンスを定期的に行っていくことは大切なポイントとなります。

虫歯について

虫歯のメカニズム

口の中にはもともと膨大な数の細菌が存在しており、それらは「歯垢(プラーク)」を温床にして常在しています。

その中の、「ミュータンス菌(虫歯菌)」と呼ばれる細菌が虫歯を引き起こす主な原因です。
食事の後、口の中の歯の表面や歯と歯の隙間などに留まっていく“食べかす”には糖分が含まれています。
そのため、虫歯菌はそれらを栄養にして酸を放出するようになります。その酸によって、歯が溶かされていく状態が虫歯です。
放置しておくと虫歯菌はどんどん増殖し、歯を溶かしながら内部にまで入り込み、歯の奥や根にまで進行していくことになります。

虫歯の原因

  • 1歯に残った糖分を菌が摂取

  • 2糖分を分解して歯垢をつくる

  • 3歯垢の中で菌が増殖し酸をつくる

  • 4酸が歯の表面(柔らかいエナメル質)を溶かす

  • 5菌が歯の内部にまで侵食していく

虫歯の段階とその症状・治療法

虫歯の進行には5つ段階があり、治療もその進行の度合いによって段階的に行われます。

虫歯進行

初期に治療を始めることができれば歯や歯茎への負担は軽度で済みますが、治療が遅れてしまうと、抜歯に至ってしまうという最悪のケースも起こり得ます。
ここでは、虫歯の進行段階における症状や治療法をご紹介します。

  • CO 初期虫歯 白濁や斑点

    • 症状

    歯が白く濁ったように見えたり、白い斑点のようなものできたりということがあります。

    • 治療法

    正しい歯磨き方法などご自身でのケアをアドバイスします。
    歯質を強くするため、「フッ素」を塗布するという処置も行います。

  • C1 エナメル質が溶けた状態

    • 症状

    歯の表面の「エナメル質」が虫歯になっている段階です。
    痛みなどの自覚症状はありません。

    • 治療法

    (C0と同様に)正しい歯磨き方法の指導やフッ素塗布を行います。
    虫歯部分を削って、そこに白い樹脂(プラスチック)を詰めることもありますが、1回の治療で済みます。

  • C2 象牙質に及んだ状態

    • 症状

    虫歯菌が歯の内側の「象牙質」まで侵食し、歯の表面が黒く見える状態です。
    甘いものや冷たいものが歯にしみるという症状が起こり始めます。

    • 治療法

    虫歯部分を削って、銀歯(保険治療)や金歯、セラミック(自費治療)による詰め物(インレー)で修復します。
    治療回数は1本の歯につき2~3回かかります。

  • C3 歯髄(神経)まで虫歯が進行した状態

    • 症状

    虫歯が歯の「歯髄(神経)」にまで進んでしまった状態です。神経にまで菌の感染が及んでいるため、炎症が起こり、強い痛みを感じるようになります。

    • 治療法

    歯の根の中にある神経を取り除く「根管治療」を行います。
    神経を除去した後は、被せ物(クラウン)を行います。

    《セラミック治療について》

    C2の詰め物と同様に、被せ物にも銀歯(保険治療)や金歯、セラミック(自費治療)などがあり、患者様のご希望にご対応しています。

    詳細はこちらへ

    《根管治療について》

    感染した神経を特殊な器具を使って除去し、神経が入っていた管(根管)の洗浄・消毒を行うという治療です。
    しかし、根管治療を行うと、時間の経過によって結果的にその歯を抜歯することになるリスクが高まるため、予めC3にまで進行させないことが重要なポイントとなります。

    詳細はこちらへ

  • C4 虫歯が更に進行し、歯髄(神経)が死んでしまった状態

    • 症状

    虫歯がさらに深く進行して、神経が死んだ状態になります。歯の根の先に膿が溜まることもあり、その部分が強く痛んだり、周囲にも炎症が及んだりという症状も起こるようになります。

    • 治療法

    C3のときと同様、神経の治療で被せ物を装着する場合と、抜歯になる場合があります。
    抜歯した場合は、歯を失った部分を補うため、入れ歯・インプラント、ブリッジなどの選択肢から適切な治療を検討します。

    詳細はこちらへ

Tel

お電話でのご予約・お問い合わせはコチラ
046-263-9363
046-263-9363

mail

メールでのお問い合わせはコチラ
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォーム

〒242-0017
神奈川県大和市大和東1-7-2
相鉄線「大和駅」相鉄口より徒歩2分

診療時間 日・祝
10:00~19:00

休診日:日曜・祝祭日
土曜日:9:00~17:00
矯正日:11:00~20:00

24時間AI相談

24時間AI相談

電話

電話

メール

メール